京大受験
京大受験って楽じゃないですね。
中には受ければ勝手に受かる子もいますが、そんなのはまれです。
私自身も、英語、国語、理科で合格最低ラインが取れれば、数学で差をつけて楽勝と読んでました。
結果的にはそうなりました。というか、英語と国語でも点を稼ぐという望外の方になりました。
しかし、実際はギリギリの闘いでした。というのは、数学の1問目でつまづいたために頭が熱くなり、試験時間の半分が過ぎても1問も解けていないという最悪の状態に陥ったのです。
完全に敗北を覚悟し、ぼうっとしながら言い訳を考えているときに、整数問題の解法が突然浮かび、その後は怒涛の勢いで全問正解に漕ぎ着けたのです。
今でも臨場感を持って思い出すので、相当強烈な体験だったと言えます。
結局、大半の受験生がギリギリの闘いをしていると思います。相手も強いので、一歩間違えたら切られるという真剣勝負なのです。
そこで思うのですが、合格最低点を見て、それをどのようにクリアするかを考えるのは危険過ぎます。
そうではなく、合格平均点を見て、それをクリアするための作戦を考えるべきです。
頑張ってほしいです。