合格体験記5
名古屋大学工学部航空宇宙工学 由良武 西京
僕が初めて稲荷塾に入塾したのは高校1年の夏休みでした。当時はまだ具体的な志望校も決まっておらず、ただ単に数学をより深く学びたいという気持ちで入塾しました。入学当初、僕は数学ⅠAのクラスに所属していましたが、周りの生徒のほとんどが中学生だったことにとても衝撃を受けました。その時初めて大学受験は小学生、中学生から高校数学を勉強しているような人たちと戦わなければいけない世界なのだということを知りました。それからは今までの遅れを取り戻さなければならないという一心で、毎日稲荷塾の予習、復習をしました。
しかし、高校2年の中盤、何とか数学Ⅲを終わらせ演習Ⅰをやりだしたころ、所属していたバレーボール部で最高学年になったこともあり、部活が忙しく、稲荷塾の授業に毎回遅刻するようになりました。また、予習、復習もままならなくなってしまったため一度稲荷塾をやめることになりました。当時は授業の内容にもあまりついていけておらず、精神的にも身体的にも疲れ切っていました。
そして部活動を引退した高校3年の6月に再び稲荷塾に入塾しました。最後の一年間は演習1で数学の基礎的な内容を中心に学習しました。そこで学んだ基礎的な内容とは簡単な内容というわけではなく数学の問題を解く上でとても大切で本質的な考え方や知識のことです。稲荷塾では問題を沢山解くだけでなくそのような基礎的な内容も身に付けることができ、数学の成績を大きく伸ばすことができました。
入試本番では、共通テストの国語で大量失点してしまい厳しい状況に追い込まれましたが、今までの努力を信じ最後まであきらめずに戦い抜き、無事第一志望校に合格することができました。稲荷塾に通っていなければ絶対に合格できていませんでした。本当にありがとうございました。