高3の夏休みが天王山と言うけれど

松谷です。

明日から稲荷塾は夏休みですね。

昔から、受験の天王山は高3の夏休みだ!

とか言われます。

そして、普通の受験生なら、みな、毎日10時間くらい勉強します。

 

そんななか、ライバルたちに差をつけようとするとかなり大変です。

 

極限まで体力を使って14時間毎日やるといった戦法や、極限まで効率や集中力をあげて同じ10時間のなかで2倍の内容を行うなど、まぁ、方法がなくはないですけど、一種の覚悟が必要ですし、そもそもそんなことは普通はいきなりできるようにならないです。

 

でも、そんなことをする前にいい方法があります。

 

天王山ではないとされる高1や高2の夏休みの時点で、最後までの計画を見据えて、既に集中力をもってある程度の時間を取り組んでおくということです。

 

決して毎日10時間しろなんていいません。

普通の東大京大志望なら高2夏で、5、6時間でもやれば十分リードがとれるでしょう。高1なら3、4時間でもおつりがきますね。(能率が普通なら。普通以下なら普通にするための訓練をすべしですね。)

そうすれば、早めに模試などで結果が出たりします。

 

そうすれば、学校の担任の先生の変な進路指導に迷わされなくなりますし、精神的なゆらぎも少なくまっすぐ目標に向かって進んでいけるのではないでしょうか。

 

例えば、数学のある分野(数1A全部など五分野くらい)を克服するとか、化学のある分野(有機化学とか)をマスターするとか、物理の初歩の参考書を全部通読するとか、英単語帳を全部覚えるとか文法問題集や読解本を一冊やるとかそういったところに力を入れると目に見えて結果が出やすいのかなと思います。

その修行を経て、夏休み明けに、

「俺はスーパーサイヤ人だ!」

という思いを密かに胸に秘めて、しかし、なんでもない地球人としてふるまっておくのも、何やら嬉しいものですよ。(ちなみに、その思いは決して表に出してはいけません。病院に連れていかれます。。↓こんな人いたらひきますね笑)

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ちなみに、この計画を実行するのが難しいことはわかってるんですね。

そんな先のこと考えられない人も多いわけですし、自分を律するのも難しいわけです。部活もメインとしてはってる学年ですし、夏合宿もあるでしょう。

だからこそ高い目標があるならば、やってみるといいと思うんですね。

稲荷塾でも、意識の高い人はそんな感じの兆しを見せてますね。

 

まぁ、僕は、テニス部の活動もピークだったので、そこまでの勉強は正直できてなかったですけど、稲荷塾などで、高1から習ってた内容の復習をしたり、英単語を覚えるというのはやってた気がします。あと、早めに塾に来てペースができていたので、極端に詰め込む必要がなかったというのもあります。