間違い探し

似たような絵で、一部が違うものが2つあり、その違っているところを探す問題がありますよね。

私の友人で、これをすごく得意にしている人がいます。

しばらくじっと眺めて、その後一気に「ここと、ここと、… が違う」と指摘するのです。

初めは彼のことを天才かと思いました。

しかしその後、彼は種明かしをしてくれました。

何と3Dを使っていたのです。

3Dの技術を使って2つの絵を重ねて見れば、間違っている箇所が点滅しているように見えるのです。

これを教えてもらってから、私も「間違い探し」が得意になりました。

 

これに限らず、人とは違う技術を持っていたり、人とは違うものを見ている人は貴重です。

今回、共通テストを家庭教師に解かせた生徒がいたようです。しかも試験中に。

これは特殊技術ですよね!

こんなことを計画し、実行する能力は称賛に値します。

以前にも京大入試で同じような事件があり、それ以降、試験中は携帯は当然として時計までも手元に置くことができないようになりました。監視の目も厳しくなったはずです。

そういう中でこれだけ大胆なことをしてのけるってすごいと思います。それだけで大学合格の資格ありと思うのですが …

まあ、実際はダメですよね。その才能をもっと意味あることに使ってほしいです。

 

でも、将来的にはメガネをちょっといじるだけで映像が撮れて、それを送ることもできるし、自分にしか見えない画面に解答が映し出されてくるなんてなことが起こるでしょうねぇ …

そうなるととても取り締まることはできません。

そもそも、スマホでググれば分かるようなことを知っているかどうかと問うことに意味があるのでしょうか?

大学入試では、もっと根源的な思考力や新しいものを創り出す能力が問われるようになってほしいです。