赤入れ終了

「稲荷の独習数学」の改訂に関して、ゲラへの赤入れの締め切りは12月24日でしたが、今日、その作業が終わりました。

まあ、超特急でやったということです。

解答や説明の部分で、ずっと修正したいと思っていたところがいくつかあり、それができてすごく嬉しいです。

その他では微分積分を数ⅡB部分と数Ⅲ部分で分けました。数ⅡB部分というのは2次関数や3次関数についての微分積分で、数Ⅲでは一般関数の微分積分になります。これを分けるということは、たとえば面積の話を別の章で2回説明することになり、多少のだぶりが生じます。

しかし、文系の諸君には数Ⅲ部分は不要なので、必要な部分と不要なところが分けられている方が読みやすいし、それは数ⅡBで初めて微分積分を学ぶ理系の諸君にとっても同じだと判断しました。

結果として、すっきりしたと思います。