偏差値70はただの数字
松谷です。
生徒に、
単元テスト50点とれば、だいたい高1の全統記述模試で偏差値70くらいのレベルやで。
それを目指してな。
と言ったんですね。
そうしたら、偏差値70なんて天才しかとれないもんだと思ってるんですけど。。
という人がいました。
で、「そんなのは思い込みやからまず思い込みを捨てるべし。」と言っておきました。
偏差値は、ただ、
50+(得点-平均点)/標準偏差
で計算される数字です。(だいたい平均的にみんなが平均点からどれくらい離れているかを表す数字である標準偏差は分散の正の平方根のことで、分散は平均との差の2乗を平均したもののことである。)
そして、得点が正規分布していると仮定したときに、偏差値70は上位2.3%、偏差値60は上位16%などとだいたいどれくらいの位置に自分がいるかを知るのにやや便利なツールというだけで絶対的な何かではありません。
ですので、偏差値を意識することは無駄であって、
単元テストに向けてテキストのすべての問題の内容をきちんと理解して、似たような問題が出てきたら解けるようになることを目指して欲しいと思うんですね。
そうすれば自然と単元テスト50点はとれるようになっていて、そうすれば自然と偏差値70のレベルに達するわけですね。
テキストの全部の問題をしっかり理解すれば、それだけでおのずと自分には想像もしていなかった高いレベルに達しますから、それに集中して欲しいです。