人それぞれ異なる成長の時期を逃すな!

松谷です。

人それぞれ成長の時期や成長の曲線は異なります。

何やら人間の神秘みたいな感じです。

たとえば、今年受験で東大に受かった前澤くんは、中2で高校数学に入ったときは苦戦していたそうです。

で、理解が厳しすぎるのでいったん辞めて、高校受験後に戻ってきてくれたんですね。

でどうなったかというと、最後まで伸び続けて、最終的には過去20年以上の稲荷塾の歴史のなかでもほぼトップくらいの高校数学の理解度になっていました。(北野でもほとんどトップくらい?のレベルになってたみたいです。)

 

他にも今話題のシュンカイという生徒は、中2で2回反転授業を受講してそれでもまったくといっていいほど伸びずに、高校受験して同じく戻って来たら、別人のようになっていて、どんどん内容を飲み込んでいき、今も伸び続けているようです。(僕は数2bのときに半年教えただけなので、他の時期については点数とか答案でしか様子は知りませんが、まあ別人レベルですね。)

 

でも、小学生くらいから鬼のような理解力を見せる生徒もいるわけですね。小学生内で高校数学を一通り学んだ生徒以外にも、公立の生徒で中2までで一通り高校数学を学び終えた生徒、中1でかなり完成度高い数1Aの出来になっている生徒、小学生でほぼ完璧に中学数学を理解しているなという生徒。まあいろいろです。その子たちはそのまま順調に成長しているようにも見えます。

その昔にも、中2くらい?で、なみいる高校生を押しのけて京都で1番くらいになっていた生徒もいたそうです。

遅咲きでも早咲きでもない?生徒としては、今、京大の数学科で学んでいる卒業生は、中2くらいから入塾して高2で演習1に入る通常コースで、数学力としては数学者を目指すくらいのバリバリの高みに達しています。

 

ということで、結論としては、生徒それぞれによって恐ろしく成長するタイミングと成長の曲線が異なるということです。

 

それには、脳の成長段階だけでなく、モチベーションなんかも大いに関係あるんだと思います。

 

であれば、我々講師や親御さんはその子自身の今の段階や状況を把握して、アドバイスをしたりただ我慢強く見守ったり、あえてじらしたり、時には叱咤したりとそういったことが必要なんでしょうね。時には距離を置いたり、突き放したりといったことも悪くはないのかもしれません。

 

人それぞれのストーリーがあって楽しいですね。

みんな同じだとしょうもないですしね。

 

自分の塾でも小4から教える予定なんで、そういう成長の機微を楽しみたいなと思いますね!