分かったけれどできないのか、そもそも分かってないのか

松谷です。

数1Aの2Fのクラスはクラス内でもレベル的には結構差があります。

正直相当レベルが低い状態の生徒もいます。

でも、質問ある?というとやはりあんまり質問は出ないので、こちらから多めに問いかけるようにしたりその場で解いてもらったりしながら出来を確認しています。

そうすると、2パターンに分かれます。

一つめは、質問などに全く答えられない場合です。これはまったくわかっていないわけです。この状態でどれだけ演習をしてもできるようにはなりません。というか演習ができません。まずは、一つずつ納得できるようかみ砕いたり場合によっては遡ったりして説明しながらなんとかわかったっぽい状態になってもらってから演習するしかありません。もちろん演習したらなんか勘違いが発覚して、それをもう一度聞いてという感じです。しかし、実際この状態で反転授業に来るとかなり苦しい状態ではあります。

二つ目は、質問などにはまずまず答えられるけれど、問題をいざ解いてみると解けないとかそういうケースです。解けないのはあ~なんだっけと思いだせないパターンとか、ある程度まで行くけれど計算の成功率が低いため合わないパターンとか、わかってたつもりだったけれど実際白紙答案を前にするとどこで何をするのかわからなくなるとか、そもそも勘違いしていたとか、そういった感じです。たとえ分かっていたとしても√2+√3=√5みたいな間違いを3回に1回くらいしてしまうと、正解に至るのは至難の業となってしまいます。

もちろんもう一つ質問にも答えられるし問題も解けるみたいなパターンもあります。これはまあ3Fのクラスに行ってレベルの高いライバルの中で揉まれればよいのかなというような感じですかね。

それぞれ課題はありますが、少しずつ改善して行って欲しいと思っています。

二回目の生徒は成長も見えますけれどね。一回目に比べると目に見えてね。