授業で3回集中力が上がる

松谷です。

反転授業のポイント講義では、分からなかったところの質問に答えたり、その単元のポイントになるところをおさらいしたりします。

それで本当に分かってるか質問したり、その場でさっと1分くらい考えてもらったりしますが、そういうときに生徒の集中力が上がります。

その次に、毎回予習した範囲の小テストをします。4問の小テストで、予習した内容やポイント講義の内容などを思い出して、知識を総動員してできるたけ多く正解すべくファイトします。このとき集中力はものすごく上がります。感覚的には最初のポイント講義より上がりますし、さらに言うと保護者様の声をお借りするとテストを受けながらその最中に学んでるという感覚もあるそうです。

 

小テストが終わるとテスト返却されて、テスト直しをします。このときはいろいろ調べたり計算し直したり分からないところを質問したりして割と落ち着いた時間です。自分を見つめ直すという感じでしょうか。途中で答えを配る場合もありますが、それを理解して書いてみるなんていうのも勉強の基本的な作業をしみ込ませる時間ですね。

 

テスト直しが終わるタイミングはそれぞれ違いますが、終わったタイミングで補充プリントをします。これは、追加での演習で個人個人のペースで似たような問題を解いたりしながら演習量を重ねたりしながらその単元により慣れたり、理解を深めたりする時間です。この時間もあまり競争という感じではないかもしれません。どちらかというと粛々と進める感じでしょうか。

ただ、追加演習の一部を同時にしてもらうタイミングを設けたりして、しかもそれをこちらに見せてもらって合ってるかどうか答案や答えをチェックするというタイミングを設けると、もう一度とても集中力が上がります。

しかも、小テストで今ひとつだったけど、それを克服できたっていう成果を出せる経験が得られる場合があったり、違ったタイプの問題に頭を捻って解けたという喜びが得られる場合があったりします。どの問題から解いてもいいよなどとしたら、この問題の一番乗りだな!みたいな経験をできる場合もあります。

 

授業中にメリハリの波があるのはなんとなく楽しいんじゃないでしょうかね。と思ってるけどどうでしょうかね。

 

少なくとも僕は楽しいですね。

 

今僕が担当している反転授業クラスが8〜11人くらいなのでなんとなくそんなやり方にしてますが、人数が2倍くらいになったら少しやり方も変わるかもしれませんね。