遅く大人になる
福岡伸一さんの本だったと思いますが、チンパンジーと人のゲノムはほとんど同じだそうで、一体何が両者を区別しているのかが分かりにくいそうです。
それで、その区別している理由を「人は遅く大人になるからじゃないか」と論じていたのです。
つまり、人以外の動物はかなり早く大人になり、独立していきます。人だけがかなりの長期間にわたって子どもとして保護され、生活に対する責任を負わないのです。この遊びの期間が人に創造性を与え、知能の発達を促したのではないか、というわけです。
これの真偽は不明ですが、私としては大賛成です。
ちなみに、今日が息子の院試の合格発表日でした。
合格でした。
イエ~ィ!
でも、試験の費用が3万円で、大学院の入学費が20万円でした。
もう働いている友達も多いのに、まだこれから2年以上遊ぶ(失礼)わけです。
これが彼に「創造性」を与えると思わないとやってられません。