自由と規律
松谷です。
子育てしてても、塾で生徒に教えていてと自由と規律のバランスって大事だし難しいと思います。
例えば自分の子育て中に、子どもには思いっきり好きに遊んだらいいと思いつつ、子供にいろいろと制限がかかり、我慢したり、自制したりすることが求められるシーンがどうしてもあります。気付いたら何か注意したり、これはダメとか言ったりしてしまいます。
算数数学だってほとんどゲームみたいなもんですから、ただ楽しんだらいいという側面がありますが、例えば塾などに通った場合は、その塾のなかのルールがあります。
稲荷塾の場合、やるときはやるとか、過度な私語は慎むとか、講師やチューターと適切なコミュニケーションをとるとか。予習が課されていたらそれをやってくるとか。そんなのがルールになってますね。
たぶんいわゆる高校までの教科的な勉強はほとんどすべて自分で学べる部分ですし、自分一人でやるなら本当に自由にやったらいいと思うんですね。
ただ、あえて塾に所属するなどして何かのルールの中でやると決めたならそこの最低限のルールは守って、規律をもって学び、その中で最大限自由にやったらいいと思います。それは適度な緊張感、適度なメリハリをもたらし、うまく伸びていくのかなと。
でも、一方で規律が強過ぎてもあかんなあとも思うわけですね。こちらもただのうるさいおっさんになりたいわけはありませんし、そんなの誰も楽しくないですしね。
カーメリアとかは、生徒をリラックスさせながら前向きに学習させるのも上手いので、参考にはしたいなと。
どうしようもなく勉強しない生徒にやさしく諭し続けた結果一切変化がなく、とうとう雷を落としたらそれでさようならというのはなんだか悲しい結末ですし、もう少し上手く自然に規律を持てるような仕組みをもたせられるならそれがいいなあと。
どうしても学年や時期によって気持ちが安定しないときもあると思うのでね。