稲荷塾演習クラス

どのような問題で演習するかによって効果が大きく変わります。

生徒が「分かった」と言う場合、経験的に「まず疑ってかかるべきだ」ということを私は知っています。仮に分かったということを受け入れたとしても、どの程度分かったのかを慎重に吟味する必要があるのです。

一つの技術を学んだとしても、「説明を聞いて理解できた」というレベルから「自分で使いこなせる」ところまでいくつもの段階があり、それらを上り詰めていかないといけないわけで、分かってすぐに使えるとはなっていないのです。

ですから、どのような問題で演習するかが重要です。

あまりにも細かく段階を分けすぎると、それをこなすのに膨大な時間を要するようになり、疲れてしまいます。

かといって段階を飛ばしすぎるとダメなのは当たり前です。

適度に新しい発見があり、徐々に理解が深まっていくことが実感できれば、演習すること自体も楽しくなります。

 

昨日は演習1クラスで数列の1回目の演習をしました。先週数列のポイント講義をしたので、それにつながる演習をしたいと考えていました。

まあ、自画自賛になりますが、いい問題を作ることができました。

稲荷塾の演習クラス、すごくいいですよ!