別の方法

塾は来週から通常の通塾形式に戻ります。

それで何人かの生徒に学校はどうなのかと聞いてみました。

すると、今週の水曜日つまり明日から始まるところとか今週の金曜日から始まるところもあり、既に動き出している感じでした。

まあ、オンラインで何とかやれてきたので焦る必要もないと思うので、稲荷塾は来週6月1日から通塾を再開します。

 

さて今回、かなりの長期間にわたって学校が休みになったことによりいろいろと考えさせられました。

学校に行かないという選択肢についてです。

実際上、大検を受けて大学に入ってくる生徒は一定数いますが、どちらかというとドロップアウトしたように見られがちです。

でも、逆の意味で学校が合わない生徒もいます。

つまり非常に優秀で、学校のペースが遅すぎると感じるケースです。

そうでなくても、テニスでプロを目指すようなレベルの高校生の場合、通信制の学校を選ぶこともしばしばです。つまり、学校に長時間拘束されると、自分のしたい活動に支障が生じるということです。

ということで、これまでにも学校が提供しているサービスが合わない生徒はいたのです。

ただ、やっぱりそれはマイナーだったし、特殊なケースだったと思います。

だけど今回、もっとはるかに多くの生徒にとっても、学校に行かずに自分のペースで勉強した方がずっと効率的だということを感じました。

ということで、今後もっと教育が多様化して、もっと別の形式を受容してくれるようになることを期待しています。

少なくとも、世の中一般の考え方とは違った方法が存在することを知り、それを選択肢の一つと考える人が増えることを願っています。