塾の先生って …

昨夜、仕事からの帰りにちょっと驚くことがありました。

京進の先生がいつものように生徒の帰宅の誘導をしていたのです。

えっ、京進は普通に生徒を集めて授業をしているの?!

反射的に京進の建物を確認しました。どうもやっているようでした。

強い姿勢ですねぇ!

いいかどうかは分かりませんが、すごいと思いました。

 

ところで塾って、高校の先生から見たらどんな風に見えるんでしょうねぇ …

というのは最近、息子が高校のときの先生と食事をする機会があって、将来のことを聞かれて稲荷塾を継ぐかも知れないと答えたら、即座に「もったいない!」と言われたそうです。

その話を聞いて、正直言ってちょっとむっとしました。

塾の先生ってそんなに悪い仕事か?!

ところがこの前の金曜日、小畑川に壁打ちに行ったら、娘を山城高校に誘ってくれたテニス部の顧問だった先生に会い、ほとんど同じようなことを言われました。思歩が稲荷塾で働いている話をしたら、かなり強い調子で「何で?!」という疑問をぶつけられ、それは決して肯定的驚きではなかったのです。

ここにきて、塾の先生が社会的に低く評価されているということではなく、高校の先生から見て敵視されているのではないかと感じ始めました。

 

まあ、構造的にそうなるかも知れません。

塾の先生は、少なくとも私は自らを高校数学を教える専門家だと捉えていて、その観点から見て高校の先生は概して甘いと感じており、高校の先生はそのように見られていることを快く思わず、逆に、塾の先生について教育を狭い範囲でしか考えていないと感じるわけです …

 

仕方がないですねぇ …

 

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“塾の先生って …” への2件のフィードバック

  1. 高田 より:

    読んだままで感じたことは(その場での細かなニュアンスが、わからないので独断ですが)高校の先生方は、子供さんの力をとても高く評価されていて、大きく羽ばたいてほしいと思っておられるのだろうと感じました。
    塾の理念や社会への貢献度を知れば、先生もまた違った感想を持たれるかも知れませんが、家業を継ぐということは、道が決まっているというか、活躍が限定されてしまうようなイメージを持たれているのかも?
    それだけ未来を期待された教え子さんであるということではないかと思いました。(塾業界についての敵対意識というのは、一般的に、確かにちょっとあるかもしれません、、、。)失礼いたしました。

    • 稲荷 より:

      そうですね。
      稲荷塾から東大や京大に受かった子に塾を一緒にやろうとは言えないですしね。
      まず本人が第一線で活躍してくれることを願います。
      それに対して塾の仕事は活躍する人を応援するというか、裏方の仕事になりますしね。

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