大人になったり塾に慣れたり。
松谷です。
稲荷塾は、性質上?、長く通っている人と、ここ1年くらいで入塾した人が両方います。
たまたま小学生部のある曜日は長く通っている人が多くて、ずっと同じ生徒たちを2年近く教えてるなあと感じたりします。
そうすると、なんか少し成長したなと感じることもあります。特に小3くらいから通っていた生徒は時にあっ少しだけ大人になったなというようなことを感じます。
算数数学ができるようになってもらうのはまあ塾なんで普通のことですしそんなに意味はない?のかもしれんが、そんなことより、何か精神的に成長したとか、成熟してきたとか、前向きなってきたとか、考えるようになったとか、粘るようになったとか、自分から宿題をやるようになったとか、自信をもったようだとか、コミュニケーションをとるようになったとか、笑顔が増えたとかそういうことの方が実際は大事な気がしますね。
長く通塾することに関して言うと、塾や僕やチューターの先生に慣れまくってしまって慣れが良くない方向に働くこともありますが、慣れがリラックスして集中して勉強できるという方向に働くならばそれはいいことだなと感じます。
来年から稲荷塾は小5生以上しか受けつけないようになりますが、最後の小3から受講の生徒は生徒たちで大きく羽ばたいて欲しいなと思います。
元々僕は、自分自身が小3くらいのときに学校の先生と塾の先生に引き上げてもらったという経緯があったので小3、小4くらいには何かきっかけをもらえれば人間的にも変化する可能性もあるんじゃないかなと感じるんですね。稲荷塾の形態で、みんながみんなに同じような形でそれを実現してもらうように働きかけるのは適当ではなかったので止めましたがね。まあ、もし何か挑戦する機会があるならば違う形で挑戦してみたいなと思います。