ステップフォワード株式会社

昨日、松谷君のベネッセ時代の後輩が遊びに来ました。今は退職してフィリピンで英語学院を起業しているとのことで、私も興味津々で少し話をしました。

彼の語学院は日本からの短期留学生を受け入れるほか、今はマニラ在住の日本人の通学者が増えているそうです。

マニラには日本人が1万人も住んでおり、午前中はお母さんが英語を習いに来て、午後から子どもが来て、夜にはお父さんが習いに来るそうです。

さらに東京でフィリピン人の講師による英語語学院を作る計画も進めているとのことで、それはまさにA会話と同じような路線だということになります。

彼が言うにはフィリピン人から習うことに意味があるそうです。

  1. まず、フィリピン人は第二外国語として英語を修得したわけで、ネイティブから習うより、その修得技術を学ぶことに意味がある。
  2. 次に、フィリピン人はおしゃべりが好きで、根っからのホスピタリティの性格がある。

という理由を挙げていました。

それから、このごろはレアジョブもそうでしたが、価格競争ではとても勝てないようなオンラインの英会話スクールがありますが、オンライン英会話には欠点もあると指摘していました。

それは、講師が生徒を知って、その状況を把握した上で計画的に力を伸ばすとはなりにくいということとともに、毎回毎回レッスンのたびに同じような話をして、講師自身が飽きてきて教えることへのモチベーションが続かないということです。

私には生徒側の視点しかなかったわけですが、そうなんだろうなと納得しました。

ということで、A会話のような対人教育の存在意義が薄れたわけじゃないんだと再確認することができました。

 

それともう一つ。

フィリピンでは海外で働く人が多いのですが、その多くは低所得労働になっているそうです。

それがもし専門技術職で働けるようになれば、日本で働きたいと願っている多くの人たちの希望になるし、行く行くはフィリピンの国への貢献になると彼は考えているようです。

まさにその通り!

むちゃむちゃ共感しましたし、こういうことを考えている若者がいることに感動しました。

 

最後に彼の会社のホームページをリンクしておきます。

https://www.stepforward-website.com/