数ⅠAクラスでのテストについて
昨日、数ⅠAクラスで単元テストをしました。
今日の松谷君のブログはそれを意識しているように見えます。
多くの諸君にとって、高校数学の初めてのテストなので、どんな対策をすればよいのかが分からずに受けたことだろうと思います。そしてびっくりしたはずです。
まず、大問7つで100分なんて、間違いなく初体験だったと思います。
それから問題が難しい。これで50点とれていたら、河合の全統高1模試で偏差値70はあるでしょう。
しかし、それでも70点、80点ぐらいは取ってほしいのです。
数ⅠAは高校数学の基礎であり、その中でも今回の「数と式」「二次関数」の範囲は基礎の中の基礎です。
この前「数ⅡBができない生徒が抱える問題は数ⅡBが飲み込めないことではなく、数ⅠAの基礎ができていない場合が多い」という内容を書きました。そして「数ⅡBまで進んで、なおかつ数ⅠAが弱い子は本質的なところに問題があり、通常改善されることはない」とまで書きました。つまり、よほど強い意識をもって取り組まない限り、成績を上げることは難しいので、その「よほど強い意識」を持ってほしいということですが、そのようにできる子はわずかです。
結局、数ⅠAが重要です。
ですから、今、数ⅠAを学んでいる諸君、すなわち数ⅠAのクラスのメンバーは、できなかったところは必ずもう一度やり直し、しっかり理解できたと思えるまで妥協しないで頑張ってほしいです。