エスカレートし過ぎたらあかん
松谷です。
先日、授業のときに、球の表面積はなぜ、
4πr^2なのかとかいう疑問を聞かれて、ついつい、エスカレートして、
球の体積と表面積の関係を直感的につかむやり方を述べたうえで、
体積の出し方の方は積分で教えるみたいなことをしてしまいました。
反省。
なぜ、反省かというと、相手が小学生だったからですね。。(しかも、5,6年ですらない。。)
まあ実際は、直感的に体積を説明するやり方をぱっと思いつかなかったんですね。。。orz
エスカレートし過ぎたらあかんな。。
まあ、でも何かを感じてくれる可能性もあるので良しとしよう。。
ところで、次年度、いち早く満席になった小学生部の名簿を見ていると、洛南小の人が本当に多いですね。3分の1。。。
正直、過度に期待はしないで欲しいなと思います。。そもそも今このタイミングで算数数学にその子の心や性質が向いているとは限りませんし。
そして、エスカレートし過ぎないようにして欲しいと思います。特に仲間内で競いすぎるのとかね。。
もちろんこちらは一生懸命やりますし、楽しんで欲しいなと思ってやってますが、ひとつの習い事に過ぎないなと思うんですね。習字とか水泳みたいなね。
もちろんチューターはどこにも負けない最高の先生たちですし、頂いているお月謝の数倍の価値はあると思いますが、それでも週1回たった1時間の習い事ですしね。宿題も中学数学に行くまでないですし。
大坂なおみさんが言ってました。
「数多くの人々があなたを目指しています。そして、コート上やコート外での振る舞いやプレーをリスペクトしています。あなたを目指す人たちに何かアドバイスはありませんか?」という司会者からの問いかけに対して、
「人それぞれに道というものがあり、その道を突き進むだけです。諦めずにね。そして、自分と他の人と比べない、ということです」
僕の願いは、算数数学に真っ直ぐ素直に向かって学習できる子たちになって欲しいなということです。新しく学ぶことに純粋に興味を持てる子であって欲しいなと。
算数数学はかなり遊びに近いと思うんで、普通に捉えたら面白いと思うんですね。小学生のうちからねじ曲がった捉え方をしなければ。
真っ直ぐであれば、どうにでもなると思うんです。真っ直ぐで得意ならば際限なく吸収していって楽しいでしょうし、真っ直ぐであれば多少苦手だろがなんだろうが、教えていても楽しいですし、伸びていくと思いますから。