大人は天才?
松谷です。
小学生を教えていると、
彼らにとって難しい問題に出くわしたとき、質問をされるわけですね。
僕がさっと説明したあとに、
「この問題むっずっ」
みたいな感じで文句を言われることがありますね。
「そんなことないねん。(慣れたら)簡単やねん。」
てことを言うと、
「先生は天才だからだ」とか、
そんな風に言ってくる子がいます。
まあ、まず言えるのは僕は天才なんかでは決してないです。本当に頭のいい人が大学や会社などで周りに何人もいましたから、自分のレベルの低さなんてよく知ってます。
もし算数数学の定型的な問題を解けることが頭がいいというなら、小学生よりは頭がいいでしょう。それは解いた問題数が違いますからね。あと、何回も教えてますから慣れてますから。
つまり、知識はあるということです。
で、僕は教える仕事をしているわけですからその方面の知識があるわけです。
そもそも大人は子どもより知識があるんです。どの方面にいっぱいあるかは人に寄りますが。
そんなこと言ってたら、
「大人はみんな天才だ!」
みたいなことを言ってくる生徒がいました。
まあ、そんなわけないんですね。
大人は一生懸命働いたり、子育てしたり、家事をしたり、そういったことで懸命に生きてはいますので、尊敬すべき対象だとは思いますが、天才ではないんですね。
小学校や中学校の先生はみんな天才ですかね?違いますよね。
それよりは、小学生自身の方が天才になる可能性が高いんだと思うんですね。
小学生には、勉強に追い詰められることなく、学びにワクワクしながら遊び心を持ちながらいろいろ吸収して、将来世の中に新しい価値をどんどん創造できる人間、困難な問題を解決していける人間になって欲しいなと思いましす。
まあ、正直いうと、天才って何なのか分かりませんが、
目を輝かせて集中しているところがあるなら、それがいいのかなと。
そういう意味では稲荷塾にはそんな子がいっぱいいるんじゃないですかね。
ところで、この写真の数式の意味がわかりませんね。。。凡人ですね。。