この1年の振り返りについて

急に寒くなりました。そして今年もあとわずかになりました。

この1年を振り返り、新たな年の展望について考える時期にきたということです。私個人にとっても、稲荷塾にとっても。

 

今年の稲荷塾の大きな企画は「A会話準備クラス」を作ったことです。

これは中1の最初の3ヵ月で中学英語を全部済ませて、A会話に入る準備をするクラスでした。

で、どうったのでしょうか?

私は大成功だったと考えています。

欠点は、上手く乗れなかった生徒が数人いたこと、それからA会話のコマ数がいっぱいになって、新たなクラスが作れなくなったこと、また、それゆえに来年度以降は同じ企画を継続することができず、限定的な生徒募集しかできないことです。

しかし、それなりの意欲をもって臨めば、ゼロからスタートして3カ月で中学英語を全部頭の中に入れることができるということが確認できました。これが一つ、大きな点です。

それからもう一つ、英会話を学ぶのに、中学英語が全部入っている必要はないということも新たな発見でした。逆に中学英語が入っていても、知識として入っているだけではあまり英会話の役に立たないことも確認できました。

Carmelia に言わせると、語学は「使うために学ぶ」ことが重要だということです。

 

おっと、このテーマで書き始めたら、終わりそうにないので、次に進みます。

 

今年のもう一つの目標として本を3冊書くというものがありました。「子育てについての本」「東大・京大の数学の問題が解けるようになるための参考書」「独習中学数学」の3冊です。

これらはどれも成功とは言えません。

「子育ての本」は原稿は完成したものの、プレジデントファミリーの編集者の方に見てもらって、「読者対象が絞り切れていないからダメだ」という評をいただきました。確かにそうで、修正には時間がかかりすぎるので、一旦この企画は寝かせることにしました。

「東大・京大の数学の問題が解けるようになるための参考書」は来春の出版を目指して取り組みましたが、出版社の事情もあり2020年春ごろの出版になります。1年ぐらい計画が延びたのです。

「独習中学数学」は松谷君の担当ですが、他の業務との兼ね合いで、どうも後回しにされているようです。

 

えっ?!

 

私がもっと強く迫るべきか?

 

まあ、振り返りとしてはそんなところです …

 

こういった振り返りをしながら、来年の目標を決めたいと思います。

もちろん中心的業務は一緒ですし、課題も大体似たようなものですが、新たな企画を考えたり、考えていることを言葉にするということが大切だと思うのです。

意識も明確になりますし。