情熱:抜けません

今日は3月11日、震災の日です。

同時に、私にとっては父の命日でもあり、稲荷塾にとっては自宅の1階から今の建物に移転した記念日でもあります。

いや~ぁ、

 

あれから、もう7年も経ったのですねぇ!

墓参りに行きながらいろいろ考えましたが、人生ってよく分からないというのが正直なところです。

塾生が京大に受かったりすると純粋に嬉しいし、でも同時にそれがすべてじゃないとも思うし …。

思いがあっちに行ったりこっちに行ったりしながら、帰りに来来亭に行ってラーメンを食べました。

すると、「来来亭はお客様のこだわりに応えます」とかいったような紙が貼ってあって、ねぎは多め、少なめ、あるいは抜くこともできる、背油もやっぱり調節できる … といった記述の下に、「情熱 抜くことができません」とありました。

やっぱりこれですかねぇ!

 

稲荷塾は

「世界的で歴史的な貢献をする人材を育成しよう」

をミッションステートメントとして掲げています。

しかし、稲荷塾自体は本当に世の中に貢献しているのかどうか、それが分からなくなることもあるわけです。

でも、やっぱり、そんなときでも「情熱は抜けません」で行かないとねぇ!

 

そんなことで、演習2で伝えている「東大・京大の問題へのアプローチの仕方」を本にすることを決めました。

なぜって、そこに一番情熱を感じるからです。

松谷君も初めは「そういう企業秘密は表に出すものではない」という立場でしたが、これを稲荷塾だけに留めておいたとすれば、「貢献」も小さなものになってしまいますし、情熱のまま進んだ方がいいと納得してくれました。

頑張ります!