稲荷塾はびっくり箱みたい!

松谷です。

稲荷塾はびっくり箱みたいでいろいろあって面白いですね!

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昨日は、

、カーメリアの授業を受けながら、自分の旅行に対する狭い視野に改めて気付かされて、改めて人生を楽しまなきゃなと思いました。

僕は、旅行はあんまり好きでないんですね。少なくとも子どもが生まれるまではそうでしたし、今も正直そんなに好きではありません。でも、「世界は本みたいなもんで、旅行をしないのは、本の1ページしか開いていないようなもんだ」という格言についてのディスカッションのなかで、最初はそうとは限らないよ。というスタンスでしゃべってたのですが、カーメリアや一緒のレッスンを受けている生徒さんの意見や経験を聴きながら少しずつそうとは限らない派からその通り派に心が寄っていった気がします。もちろん、それぞれの方の事情がありますし、旅行はしなければならないという類のものではないとも思っていますが、まあ、人生一度きりもっと自由に楽しんでいいんだよという後押しというように考えれば、何か気持ちは楽しくなりますね。実際できるかどうかは別にしてね。

 

次に、小学生部で、特に先々を知っているわけではないのに、びっくりするくらいどんどん吸収していってくれるピュアな生徒を前にして、いやあなんて教えるの楽しいんだと思いつつ、もっともっと教え方も知識も研究して、その子がどこまででもいけるように、自分も成長したいなあと思わせてもらいました。

まあ、結局すごくできる子ってどんな方法でもできるようになるのかもしれません。究極的には映像授業を垂れ流しててもできるようになってしまうのかもしれません。でも、きっと人間が教えているからこその良い影響があると信じて教えていきたいと思います。

また、正直飲み込みがそこまでよくない子にも自分なりに忍耐をもって接して分かってもらったときに、これもまた何やら嬉しさを感じました。途中苦しかったですがね(笑)

 

さらに、中学生部でチューターをしてくれているのぶきくんや、いぶきくんや、青倉くんとセンターの社会の勉強法について話していたら、それもまた結構面白かったですね!

のぶきくんが、センターの地理が98点というどえらい感じだったんで、そのコツを共有できたら稲荷塾生が助かるかも!と思って、聞いてたんですね。

そしたら、「すみません、何も伝えられるものはないです。」ということでした。「いつも80点ちょっとくらいしかとれていなかったのに、本番も全然知識がない北欧とどこかの地誌の部分が出て自信はまったくなかったので、丸付けするのも嫌だなと思って、東進かなんかのサイトに選んだ選択肢を全部打ち込んだんですよ。そしたら、98点?!が出て。自分が一番驚きましたよ。。。」とのことでした。

えーでもなんかあるでしょ?と言ったら、「知識が本当にないところだったので、地理的な論理だけを頼りに推測して答えを出していったら合っていました。」ということでした。そうなんですよね。確かに地理を完全に知識ベースで全問正解しようと思ったら、それこそ地理の先生くらいのオタクのような知識がないと普通は無理です。ただ、基本知識はもちろん持ったうえでですが、それ以上は、地理の論理をひねりだして、根拠を自分なりに考えたうえで推測していくと、センターについては、なぜか思いのほか当たるようにできているんですよね。その推測が外れるような普通でない状況は正解にならないように調整しているんだろうなと思います。青倉くんも90点くらいとったみたいで、同じようなことを言っていましたね。また、「一応、権田の実況中継みたいな絶版になったやつを流し読みしました」と言っていました。

それが、なんと僕が20年前受験生のとき読んでたやつだったんですよ!(確かね。)勉強0知識0のためカンで選んで30点前後をさまよっていた僕が、5日間くらい流し読みしただけで、一気に70前後まで上がって衝撃を受けたのがいい思い出でした。いやあその名前がでてきてびっくりしましたねぇ。(ちなみに今は瀬川さんか山岡さんのをやるのが理系センターのみひとのスタンダードになってますね。)

そういえば、いぶきくんは世界史選択をしていたのですが、彼は世界史は学校の先生がすごくよかったらしく、かなり得意だったみたいで、過去問とかでは100点もとったりしたみたいで、「思ったより暗記量は多くないんですよ~。年号とか覚えなくてもいいですし。そして努力が確実に反映されます」みたいなことを言っていましたね。医学部志望とかでセンター高得点必須の人は、世界史選択している人が多い印象はありますね。

 

まあ、なんかいろいろ面白いことがありました!引き続き楽しんでいこうと思います!