まじでその問題が出ると思って復習する

松谷です。

昨日は演習1の高3生クラスの授業でした。

そのなかで、話したことの一つが、

解けなかった問題は自力で再現できるように復習すること。

でも、適当に復習しても意味がなくて、

「まじでその問題が入試に出ると思って復習すること」

という話をしました。

今年の京大の入試で、たまたま稲荷塾でやった問題が6問中4問くらい出たんですね。その中には、僕がなんとなく作問して入試の数日前にやってもらった問題もありました。

でも稲荷塾で扱う問題だって高3だけで、理系なら500題以上くらいあるわけで、学校とかでも同じくらいやるかもしれません。でも、入試にはそのうちたった6問とかしか出ないわけですよ。少ない大学とかだったら3問とかのところもあります。

じゃあ何が出るなんてわかるわけないわけですよ。

でも、それでも間違った問題をその問題が入試に出ると思って復習しないと意味がないんです。

その心構えで臨まないと、もし、授業で扱った問題が出たとしてもあっやった気がするけれど、覚えていないな、結局できないなということになってしまい余計心にダメージを負うわけですね。

もし入試にその問題が出たとして解けるような状態になるまで、解き方に対する納得感を高め、計算も記述もしっかりできるというところまで復習するということがとても大事だと思います。

高3生の時間は有限ですから、1つ1つの問題を大事に過ごしていって欲しいなと思います。