勝手にできるようになろう!
何でも、「初めて」というのは難しいものです。
免許取りたての息子の運転練習のため、アプローチまで行って来ましたが、いかにも慣れていないという運転でした。
これは、アプローチに到着したところです。
たったこれだけのことに、かなり神経を使い、へたっている状況が伝わってきます。
同乗者の私としては2回ぐらい、ちょっと怖い思いをしましたが、まあ、楽しかったです。
テニスでも同じですねぇ。
新しい技術を取り入れようとしたとき、いろんなことに気を取られながら、結局、集中すべきことを忘れていたり、なかなか「勝手にできる」とはならないものです。
勉強でも同じです。
「なるほど」と納得しただけでは、まだ自在に使いこなせるレベルには到達していません。
ですから、何度も繰り返し練習する必要があるのです。
稲荷塾の演習クラスでは、分かったことが、その「勝手に使える」状態になるように、適切な問題を適切な順序でトレーニングできるようにデザインすべく、さらに演習問題をブラッシュアップしようとしているところです。
これは時間のかかる作業です。
しかし、同時に楽しい作業でもあります。
今、ちょうど夏のオープンと実戦模試の結果が返って来つつあるときで、塾生たちの報告が次々に入ってきています。
今回の傾向は、こちらの予想以上にいい成績を取っている生徒が多いというものですが、良くても悪くても、もう一度自分の課題を明確にして、11月のオープン、実戦に向けて集中の度合いを高めてほしいと願っています。
より効果的な勉強ができるように、塾側も頑張っていきたいです。