大事なカバンを失くして気付いたこと

松谷です。

娘と公園で遊んでいて、カバンが重かったので、ベンチに置いて遊んでました。

そして、帰るときにかばんの存在を忘れたまま家に帰ってしまいました。

そして、家に帰った瞬間くらいに気付いたんですね。あっかばん公園に忘れたと。

 

 

そうして、公園に戻って、ベンチあたりを見回してみると、

 

 

 

既にカバンがありませんでした。ちょっと周りを見渡してもありませんでした。15分くらいの間の出来事でしょうか。

 

 

うそだろ。。。。あたりが暗くなっていたこともあり、とりやすい状況だったのかもしれません。

 

カバンを置き忘れた自分や、盗った人を呪いながら、ベンチに落ちていたカバンを警察に届けてくれた人がいたんだという可能性にかけて交番へ。

 

 

 

 

 

その交番にも、警察署にも届いていませんでした。

 

一通りの遺失物届の書類を書いたあと、

 

あらゆる負の感情が自分に押し寄せるのを感じました。

 

なんで。。。

 

ノートと参考書と手帳しか入っていなくて、金目のものも何も入っていないのに。。

カバン自体もボロいし、重いし。。。

 

なんでとるんだよと。。。。。

 

ただ、僕にとっては、中に入っているノートとか使い古した参考書や手帳などは本当に大事なんですね。

 

授業の板書案が書いてあったり、小テストの問題案が書いてあったり、数学の問題の研究していたり、、、、。。

 

 

交番での手続きが終わって、おとなしく帰路に着く前に僕はもう少しだけ冷静に考えました。

 

 

あれをもし盗った人がいたとして、その人がカバンの中身をみたらどう思うかな。ノートと参考書しかないし、めっちゃ重い、はずれだわと思うはずだ。

 

てことはそれどっかに棄てるんじゃないか?

 

 

まぁでもそんなすぐ近くには捨てないのが普通ではあるので、ほとんど可能性はないと思いつつも、念のためもう一度、公園の周辺のゴミ捨て場を探しました。

 

 

 

 

 

そうしたら、なんと悲しげな顔をしたカバンが公園すぐ横のゴミ捨て場に捨てられていました。

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な、なんと、、、。あった。。。。。。。

 

 

 

 

もちろんすごく嬉しかったのですが、何か複雑な感情を抱きました。

 

 

 

まあ、つまり、盗んだ人にとってはまったく価値がないものであったわけですね。

僕のカバンとその中に入っているノートとか参考書とかは。

ゴミとして捨てるくらい。

 

 

でも、今の僕にとっては、すごく大事なものなわけですね。本当に。

5万円かカバンかだったらカバンをとるわけですね。

 

ということで、思ったのは、

 

ものごとの価値っていうのは、人によって感じ方が変わるものだな。と。

 

 

そんな当たり前のことを思いました。

 

 

模試とかが返ってきているときも同じ点数でも全然人によって見え方が違うのだなと思ってたので、なんとなくそれと感想がオーバーラップしました。

 

京大模試の英語の点数で150点中100点近くとっているけれども、細部で不安を抱えて相談してきている人もいれば、70点くらいでも満足してあせってもいない人もいるわけですね。

 

でも、それは低い点で満足しているからだめだとはいちがいには言えないんですね。そのこの目標の点数とか、科目バランスとか、その子の基準点とか、志望学部とかいろいろなことにかかわってきますからね。

 

まあ、だからなんだってわけではないんです。

 

 

ただ、自分の中で今価値があると思っているものをとりあえず大切にしよう。

そんな感じのことを思いましたね。