アンスクーリング

松谷です。

先日、近所の公園友達のご家族どうしでの親睦会みたいなのに参加したのですが、そこで聞いたのが

アンスクーリング

という言葉です。

アンスクーリング(ウィキペディア)

意味は、ざっくりいうと、

 

学校のような強制的、集団的、画一的な授業を提供するところには行かず、その子どもの活動の中で自然に興味が出てきたこと、必要になったことを、親などが補助したりしつつ学ばせるという形の教育形態のことみたいです。

 

教育の平準化や質の保証は難しそうな形態かな?親の負担も大変そうかな?と感じつつも、今、ヨーロッパとかでは流行ってきている言葉だそうです。

 

うちが娘の幼稚園選びに迷っているときに、

 

うちは幼稚園行かせないですよ〜

 

ということを言われて、

 

えっ、まじですか?!

そんなことありうるの?と思ったんですね。(保育園も行かない。)

で、幼稚園は義務教育じゃないからそんなこともありうるのかなあと思って聞いてみると、返ってきたのが、

 

 

小学校も中学校も行かせないですよ〜。

 

 

えっ?!

 

そして、1年くらいどこかで、世界一周行く予定ですよ〜とか、興味のあることがでたらその分野の専門家に会いに行かせる予定です〜みたいなこともおっしゃってました。

 

なんと?!

 

厳密には義務教育のある日本では法律違反らしいですけど、でも、訴訟にはなっていないから、グレーゾーンで別に許されているそうです。

 

いやあ、その方は日本に住んでる外国の方なんですが、

 

そんな発想は僕には完全になかったので、正直驚きました。

 

 

まあ、でもそんな発想が可能なら、稲荷先生がいう小学校は午前中だけにして、校外学習として好きなことを好きなだけ学ばせる形式は余裕でありだなあなどと考えさせられました。

 

稲荷塾も小学生部のあり方を稲荷先生とちょこちょこ話しますのでね。まだ自らの勉強の意志をもっていない小学生が普通なので、そんななかでもどういう子にどういうスタンスで教育を提供するのがいいのか。算数数学を自然と楽しめる子がもちろんよいが、そんなのはしばらくやってみないとわからないですし。はてさて。