頑張れば報われると思えるのは、、
松谷です。
特にネタもなかったので、
ニュースで一瞬話題になっていた。
東大の入学式の上野さんという人の祝辞を載せておきます。
賛否両論だったようで。
切り取るだけなのもあれなので、hpの一次情報を載せておきます。
祝辞としてふさわしいのかというのは置いておいて、個人的には、最初に読んだとき、以下に抜粋したあたりの発言に少し感じるものがありました。諸手を挙げて賛成とかいうわけではないですが。
——-抜粋————–
あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと…たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。
————さらに抜粋————–
大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。知を生み出す知を、メタ知識といいます。そのメタ知識を学生に身につけてもらうことこそが、大学の使命です。
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まあ、大学は自由にいくらでも興味のままに勉強できるところですよね。
チューターののぶきくんが、好きに興味の赴くままに他学部の講義(哲学とか美学とか)などをとったりしてて、あー大学生の本来あるべき姿だなと思ったんですね。自分も当時こうありたかったなあみたいなね。
あとは、大学とか稲荷塾とかに通わせてもらえるのだって、実は親とか周りの人のおかげだったりするんですよね。これを中学生高校生のうちに気づくことはほとんど不可能に近いんですがね。
自分も親になりまして、娘や稲荷塾の生徒さんには良い環境を与えてあげたいなと思ったりしつつ。