火曜日の演習1始動

木曜日の演習1の人数が爆発してしまいました。

上半期に数Ⅲをしていたメンバーが下半期から演習1に合流して来ることをうっかりしていたのです。

それで、下半期から火曜日にも演習1のクラスを作りました。

昨日はその第1回目の授業でした。

木曜日の演習1のクラスは高2と高3のメンバーで構成されていますが、火曜日は高2だけです。

すると、やっぱり説明が丁寧になります。スピードも少しゆっくりで、今勝負というよりは高3になってから伸びられるように、その素地を作ることを重視するようになります。

 

実際、高2のこの時期からしっかり準備すれば大概は受かります。

高3になるまでに基礎技術を完成させておくのです。

実は、基礎技術が完成してからまだその先が長いのです。

東大・京大の問題では基本的に「知っていますか?」とか「使えますか?」という問いかけはありません。

つまり、簡単に基礎技術が使えるようにはなっておらず、問われている内容を把握するためにいろんなことを調べたり、実験してみて初めて問題の意図が分かってくるようになっているのです。

このような調べ方を私は「問題へのアプローチの仕方」と呼んでいますが、この技術を習得するのに結構の時間がかかります。

ですから、高3になってから新しい知識を詰め込まないといけないようでは非常に苦しい戦いだと言わざるをえず、高2のこの時期から受験を意識した準備をするのがいいのです。

 

昨日の演習1では、そのための具体的方法を伝えたりしながら演習をしました。

まあ、みんな高2であることもそうですが、ある程度レベルがそろっていたこともあり、なかなかいいクラスになりそうな予感です。