反転授業で1回で進級するということ
松谷です。
テストの採点をなどをしながら、改めて思う機会がありましたが、
反転授業において一回で進級するためには、それなりの努力が生徒に要求されています。
僕の感覚的には、
高校から数1Aを学び始めた人は、なんとか1回ずつで抜けてほしい。しかし、気合いを入れていないと数2Bあたりで2回くらいかかることは大いにありうるだろう。いずれにせよ、1回で抜けられる人は、東大京大や医学部合格レベルに達しやすい状況にあると感じます。文系の場合は、理系に比べて、もう少しだけ余裕があると思いますので、数2Bを2回くらいやってしっかり身に着けるくらいの方がよい場合もあるでしょう。
一方で、中学生については話が違います。
中学生については、1回でクリアする人はかなりのレベルだと感じます。
具体的に言うと、もし、中2などで、数1A、2Bと1回ずつでクリアでできていくような人は、東大京大や医学部のぎりぎり合格レベルをはるかに超えているような気がします。
2回くらいで「しっかり」身に着けていっている人ぐらいが、ちょうど東大京大や医学部合格レベルくらいなのかなと感じます。(「しっかり」というのは、単元テストで50点を毎回超えるイメージでしょうか。2回やっても全然身につかない場合は厳しいですが。)
ということで、2回目になったとしても、あまり気にせず、コンスタントに勉強すればよいかなと感じます。
ただ、ひとつ思うのは、中学くらいで、数2Bくらいに進んでいく人は、一般的にはかなり数学ができる人だと思うので、2回目の学習になったら、それが挫折と感じるかもしれないなと思うんですね。でも実際は、それは普通であり、1回で抜けるのがかなりすごいんだよ。という風に思ってもらえればありがたいですね。