2018センター数2bを解いてみました

松谷です。

昨日、センター数2bを解いてみました。

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相変わらず分量がなかなか多いなぁと感じました。さすがに満点をとれましたが(ほっ。)、時間はものすごく余ったわけではありませんでした。でも、1番多いときよりは少し減ったのかなという印象もあります。

 

元々センター数学には、何も考えずただ手をずーっと動かし続けなければいけないというイメージがあり、あまり好きではありません。(もう少し楽しい問題でもう少し時間に余裕があるように変わって欲しいと思いつつ、プレテスト問題を見る限りそうはならなさそうですね。)

 

ただ、生徒さんは好きも嫌いも関係なく、これを緊張のなかでも素早く処理しなければならないわけで、大変だと思います。

 

予想平均点は50点くらいということでした。

 

確かにそのくらいなのかなと感じます。つまり、そんなに簡単ではないということです。

 

特に、

第2問微分積分で、不定積分の定義を元に考えるところ、

第3問数列で、見慣れない数列のシグマをシグマを開きながら考えるところ、

第4問ベクトルで、誘導を生かすのか無視するのか迷ううえに、生かしたとしても少し飛躍が大きくて計算量も多い最後の問題

 

上の3つが受験生の慌てるところかと思いました。(所詮合計10点ちょいくらいでしょうけど。)

 

しっかり基本を身につけたうえで、難関大学二次試験レベルの思考が求められる問題にもがっちり対応できるようになっている人は労せず解けると思いますが、そうではない人はあせると思います。

 

ただ、5年に1回くらいある最高難易度の問題はありませんでしたので、そういう意味では、受験生には安心感がある問題だったとも言えると思います。個人的に大変だったベクトルの問題も数2b最後の問題であるため、受験生にはたいして影響がありません。作問された大学の教授もバランスに相当注意しながら作られたんだろうなと思います。

 

今までの結果を聞く限り、稲荷塾の生徒はおおむねうまく行っていたようです。数学の平均9割はあるような気がします。そんなに多すぎずかわりに少し考えるところがあったので相性が良かったのかもしれませんね。

 

細かい分析は予備校に譲ります。

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