受験はドラマ

今日も雨ですね。

などと書き出しても今日は話題がありません。

 

そういうときは家内か息子に「今日は書くことがないねん。何かないかなぁ?」なんて聞いてみることにしています。そうして雑談しているうちにひらめくことがあるのですが …。

 

昨年の京大の合格発表のとき、息子と家内は河原町のスターバックスにいました。自分の番号があることを確認してから京大に行く予定だったのです。

ダメな可能性もあると思いつつ、ほぼ大丈夫だろうと考えていました。

ところがなかったわけです。

黙り込む息子。

どのように声をかければいいかが分からない家内。

 

いや~ぁ、

 

そういう経験をしてよかったですねぇ!

今頃は系登録の勉強をしていたはずなんやけど …。などと言いながら、今年合格できた幸せをかみしめているようです。

しかし今年は正直言って、ダメっぽい感じでした。

まあ実際、なななか集中できず、頑張ったのは最後のセンター明けの1ヶ月だけということもありました。

それに何と言っても失敗が多く、センター試験も昨年より60点も点数を落としましたし、2次では得意のはずの化学で思ったような点数が取れませんでした。

さらに、不運なことに今年は物理が非常に易しかったのです。理科は化学と物理で受験する生徒と化学と生物で受験する生徒に分かれますが、そうすると物理と生物の難易度の差によって有利になったり不利になったりするわけです。息子の場合生物を選択していたので、今年のように物理が簡単になると不利になるのです。

調べれば調べるほどに例年の最低点720点に届いていないと思われ、ほぼあきらめつつ、番号を確認しました。

そうしたら、あったのです!

後に分かったところによると、彼の点数は720点をわずかに割っていましたが、最低点自体が大きく下がったので、受かっていたのです。

 

昨年、失意の中で東北に行って一人暮らしをしたことも良かったですし、今年幸運に恵まれたことも良かったです。

 

受験にはいろんなドラマがありますが、すべての経験をプラスにして成長して行ってほしいですねぇ!