小学生部の再テストを見ていて
松谷です。
現在は、小学生部の再テストの様子を注意深く観察しています。
もう一度確認しますが、
まず、小学生部では、
小学算数について、小学4年、小学5年、小学6年の確認テストを実施しており、80点以上合格で、79点以下不合格で合格するまで再テストとしています。
中学数学内容については、50点以上合格で、49点以下不合格で合格するまで再テストとしています。
ちなみに、中学数学の再テストは、中学生以上には適用しておりません。彼らはもう少しスピードを持って進度を進めていってほしいので、復習を各自に委ねているわけです。(小学生より大人扱いしているということですね。そういう場合に何回も悪い点数を取ろうがやってこないというのは、まあ、正直、意識の問題という部分にはなってしまいます。。。)
さて、小学生部の小学算数の再テストは、おおむね順調に機能しているような気がします。
難しい問題を完全に排除しているので、これで80点以上とれない場合には進ませるわけにはいきません。
1発合格の子と再テスト1回で合格の子がそれぞれ3分の1ずつくらいいるでしょうか。くらいでしょうか。1回の再テストくらいであればはっきり言って全く問題ありません。
3回、4回と不合格を重ねていく場合は、基本的には問題の理解の姿勢が甘いところがあるということですので、それに小学生ながらに気づいて頑張って欲しいと思います。(算数をもうあきらめるとかでないのなら。)
もしかしたら、単純によその子がそういう状態で、何回も再テストをくらっていたりしたら、何だかかわいそうだなと思っていたかもしれません。しかし、自分ところの生徒だとお前なめてんのか!と怒りがわいたりします。ただ、そういう風に言うわけにもいきませんから、最大限の根気を持って指導してはいます。たぶん直接保護者様が教えたら100回はキレていると思います(笑)(小学生に保護者様が直接教えることが難しい要因の一つですね。そもそも僕はとびきり気が長い方だとは思います。)
中学数学の再テストについては、実施を開始したところです。
まだ、再テストを実施した人は、4人くらいしかいないですが、2人は再テスト1発で合格、2人は不合格で再々テストへ。
という状態でした。
まあでも、本当に再テスト制度を開始してよかったと感じます。良かった点は次の3つです。
1つは、合格した人にある程度の学力保証と自信を植えさせてあげることができるということ。
2つは、本当に理解がひどい状態だけれど、ただ進んでいるだけという生徒を立ち止めることができるということ。
3つめは、合格した人にも不合格した人にも、一度復習してできた気がする問題でも、いざもう1回解こうと思うと、できなかったりする。もしくは、同じ問題を何度も間違えることがある。ということを体感としてわかってもらえることです。
これらは、きっと、学習をさらに進めていくときに、効いてくると思っています。
まぁ引き続き小学生の成長を見守っていきたいと思います。中学数学のクラスに入ったときに、ばちっとリードできるように、サポートできればなと思います。