保護者さまと会話していると

松谷です。

昨日は、ご希望を頂いた塾生の保護者さまと、生徒さんも含めた個別面談をしていました。そのなかで、いろいろなお話しをしました。

保護者さまがお悩みになっている内容はすごくもっともだなという内容でした。

高校受験での他の教科はどうしたらよいか。内申をとるには、どう準備するべきか。科目の優先順位はあるのか。中学受験と高校受験は結局どっちがよいのか。夏休み何をしよう。などなど、いろいろとありました。

 

まぁ、生徒さんがあまり嫌がる様子もなく、三者面談に臨める時点で、そのご家庭の関係が素晴らしいことは容易に想像できますので、まぁはっきりいってしまえば、どういう道を辿っても大丈夫だろうなと思いますが、それでも迷うのが当然とも思いました。

 

僕の今までの、塾長時代の経験、ベネッセ時代の経験、自分がたどってきた経験、短い間ですが稲荷塾で勤務したなかで感じたこと、稲荷先生と話したことなどすべて含めて、精一杯お答えいたしましたが、お役に立てたかはわかりません。

稲荷塾として、人として、精一杯のことをさせて頂きたいなと思うだけです。

 

そして、保護者さまと話していて、これは単に、保護者さまにイチ教育のプロとして話すということではなく、自分もイチ保護者としてどういう行動をとるのかというのをすごく考えさせられました。その場合、やはり悩むなぁと思うわけです。

 

まず、僕と妻の考え方が少なくとも最初は、完全に一致しないと思います。

そして、どちらも自分の通ってきた道を普通は肯定したくて、自分の通った道をよしとします。そうすれば、想像外のことが少なくなるので、自分のダメージが少ないからですね。

(たとえば、僕が、東大理系すごく良かった!よし、娘も絶対に東大理系に行かせよう!と言ったとしたら、多分最初は反対されそうな気がします。)

 

でも、この変化の激しい時代ですから、20年、30年前の常識は変わっているのが普通です。

なので、今の時代での各家庭のベストを求めて話しあいが必要です。そして、話し合いの末、何かの方針が決まってこれで行くと決めたのならば、あとは、ある程度覚悟が必要なのだろうなと思います。

そして、少なくとも高校受験くらいまでは、何が起こったとしても、親が包み込むというか、おおらかに見るというかそういう部分は必要なのかなぁと。(僕がそうできるのかは、わかりませんが。。)

少なくとも、大学受験の問題に関しては、中学受験や高校受験に多少失敗したとしても、稲荷塾などでそれに向けてちゃんとした勉強をちゃんと積み重ねていけば、きっちり解けるものですからね。

 

多分、僕を含め保護者さま皆さま、お子様に幸せに生きて欲しいだけなんだと思いますけど、どれくらい武器や防具を持って送り出してあげるかでかなり悩んでしまいますね。