しばし哲学を
昨夜帰宅したら、ケーキが待っていました。
イエ~ィ!
水曜日は息子も中学数学のクラスでチューターをしているので、一緒に帰ったのですが、彼の分も準備されており、嬉しく食べました。
ささやかなバースデープレゼントでした。
しかし、この年になると、単純に喜ぶことはできません。
頭も禿げて来ましたし …。
ではなく、
毎年この期間は人生を振り返ることにしています。
というのは、7月3日が母の命日で、いろいろ考えさせられるのです。
とりわけ今年は、姉からコンタクトがあり、ああだったねぇ、こうだったねぇ … と長い長いメールのやり取りしました。その中には私の知らなかったことも多く、また違った角度から母や父の生き方見直してみる機会になりました。
まあ、親が子供に接するとして、息子に見せる面と娘に見せる面が違っていて当然です。
ですが、娘は母親の視線に立って父を見ており、ある意味では息子が父を評価するよりシビアです。特に母親が父親に対して批判的だった場合は。
我が家の場合は、両親の関係がうまくいっておらず、喧嘩も絶えませんでしたので、姉の父を見る目は厳しくなったのです。
そんなことで、父の人生はどうだったのか、そして自分自身はどうなのかと振り返り、結果として「単純に喜ぶことができない」となったのです。
そしてまだ、その心の淵からの浮上はできていません。
しばし、哲学をしたいと思います。