ものは2回作られる
何か、ようやく梅雨らしい雨が降りましたねぇ。
嬉しいような、悲しいような …。
まあ、嬉しいことは滅多にありませんが、ものは考えようで嬉しく感じることもあります。
たとえば、今朝も起きたら家内が娘を駅まで車で送りに行くところでした。
雨のおかげで、ちょっと日常とは違う関係を結ぶことができるというわけです。
もうちょっと早く起きていたら、私が送りに行けたのに …。
さて、ものは2回作られると言います。
絵を描くにしても、構想段階があり、それから実行段階に移行します。
何をするにしても、偶然の成功なんてなものはあまり期待できませんし、仮にあったとしても長続きはしません。
ですからまず、心の中で何を作るかが重要で、じっくり構想を練り、何より、それをするための決意というか心の準備が大切になってきます。
受験勉強で言えば次のようになるでしょうか …。
東大・京大を受けるということは、そんなに簡単なことではなく、それなりの覚悟が必要だ。
まず内面での闘いに勝ってこそ、その道のりは楽しくなる。
もちろん、小学生の場合はそんなに難しく考える必要はなく、単純に勉強が楽しければ OK です。
しかし、中学生以降になると、この覚悟が必要なんじゃないかと思うわけです。
なぜこんなことを書いているかと言えば、塾生を見ていると、これが不足している諸君がいて、それが顔に表れていると感じるのです。
そうすると、テストをする必要がないぐらいに結果が見えてしまいます。
何をおいても気持ちで負けてはダメです。
何とか気合を入れ直してほしいと願いつつ。