元同僚の先輩と話しました
松谷です。
昨日は、前職で、教材作成をしているときの部署で、一緒に仕事をしていた先輩と、夜1200くらいから京都駅周辺で飲みました。
2時間くらいでしたが、いろいろ話しましたねぇ。
今年の東大京大入試のこと、新大学入試共通テストのこと、いまの会社の状況のこと、職場のこと、などなど。
自分でももちろんそれなりに、情報を収集しているのですが、大企業が、集団で情報収集している部分とかを共有してもらったので、ちょこちょこ知らないこととかあって参考になりました。
せっかく前職でそういうところに勤めていたのだから、そういう関係も大事にしながら、自分を磨いていくのも重要なことだと改めて感じたところであります。
特に面白いなと思ったのは、
新型の入試の案で、特に、「別解があるものを複数検討することのできる力を見る問題」の作問をいっぱいしていて、そういう問題集を、学校経由で販売しようとしているみたいで、いろいろ問題案を聞いたりしましたが、楽しそうな問題でしたねぇ。あと、そーいった問題は生徒はかなりできないなぁっていろんな高校の先生が言ってたみたいですね。
あとは、今年の大学入試の総括会みたいなのが、毎年、大学側の関係者を呼んで、ホールみたいなところで、行われるのですが、その内容が興味深いものでした。以前東大の入試を見てみましたという記事で少し書いたのですが、今年の東大入試は実はすごく簡単でした。これはやりすぎやろってくらい簡単だったのですが、なんと大学側によると、「昨今の生徒の学力低下を鑑みて入試レベルを意図的に落とした」ということでした。さらに、一部不自然に簡単な問題があったのですが、それは、「一般のnについて求めさせる問題だったのに、6などの具体的な数字にわざわざ変えた」ということでした。
最近は、少子化の影響もあって、競争も少ないからか、自分ごととして、勉強を捉えられていない生徒が増えているんじゃないかなぁという話を先輩としていたのですが、それともリンクするところではありました。
ただ、稲荷塾は、精鋭個人塾を、目指しているわけで、そんな世間の流れとは一線を画すような熱い生徒が集まるところにしたいと心から思います。
既に、何人か熱い心を持っている生徒もいるなと思ってはいますので、その割合が増えていけばいいなと感じます。