二次関数のテスト結果について

数ⅠAクラスで二次関数のテストをし、その点数と順位、それから次回からのクラスが上のクラスであるか下のクラスであるかの報告を保護者あてにしました。

テストを本人に返却するだけだと成績を保護者に見せないケースが出て来るからです。

親が子どもの成績を知ると、さまざまな衝突が生じる可能性もありますが、それはぶつかりつつ乗り越えて行くしかありません。

 

ところで、メールに対して「ひどい点数ですね」といったようなコメントが返って来ましたので、どのようなテストだったのか、どの程度の点数をとってほしいのかといった目安をお知らせしておこうと思います。

まず、基準点は50点です。習ったことを大体身に付けているならば50点以上の得点ができるだろうと考えており、そういう意味での基準点です。

本来はこの点数をクラス分けの基準点にしたいと考えています。

つまり50点以上が上のクラスで、50点未満が下のクラスのようにしたいということです。

しかし50点以上は4人だけでしたので、現段階ではそのようにすることができません。

それからもう一点。

最低ラインとして30点以上は取ってほしいと考えています。二次不等式を解くだけだとか、解と係数の関係の知識を問うだけの問題も含まれており、最低限の勉強をしておれば30点は取れるようになっているということです。

しかし実際には30点未満が11人もいました。

これはまずいです。30点未満だった諸君は、二次関数の単元をもう一度復習し直す必要があると思います。

 

以上を踏まえて、「ひどい点数」だった諸君がいっぱいいたということです。

数ⅠAの学習は数ⅠAの内容を学ぶことと、もう一つ大きな目標があります。

数ⅠAは高校数学の入り口ですから、つまりここからが本当の勝負なので、しっかりとした勉強方法と勉強の習慣を身に付ける必要があります。

数ⅠAに通って来ている塾生を見るとき、大部分の諸君についてまだそれが確立されているとは言えません。

まずい、と感じている諸君はもがきつつ頑張ってほしいし、早めに塾に来て質問をするとか、勉強法について相談したりして塾をうまく利用してほしいと願っています。