京大の開示あり
京大の得点開示がありました。
英語が2割で工学部に受かったやつとかが、それを自慢して自分の得点をアップしています。
医学部に受かっている子は大概英語で6割取っているようです。
すごいですねぇ!
それでうちの息子はどうだったのかと言えば、本当に危なかったです。
例年通り理学部の最低点が720点ぐらいだったらダメでした。
しかし、今年は英語や化学が難しかったせいか合格最低点が702点ぐらいに落ちたので、何とかひっかかりました。
まさに薄氷を踏むような闘いだったのです。
というか、彼の場合、去年はあまりにもあほらしいミスによって落ちたので、今年は普通にやったら受かるだろうと慢心しきっていたのです。
だからセンター直前までぐうたらしていて、家族みんなが気をもんでいました。
そしてセンター前日、起きてすぐに地理の本を開いて読み出す彼を見て、おお、遂にやる気になったかと私は喜びましたが、それまで我慢に我慢を重ねていた家内が言いました。
「焼け石に水よ!」
この一言は、我が家では永遠に語り継がれる笑い話です。
息子は完全にダウン。
即座に本を閉じ、ぐうたら生活に戻り、無防備のままセンターを受けに行くことになったのです。
結果は昨年より60点以上点数を落とし、理学部換算では20点ほどマイナスになりました。
それで初めて危機を自覚した彼は、松谷君に救いを求めることになったのです。センターで負けた以上、このままの英語ではまずいと悟ったのです。
どんな状況だったのかと言えば、英作文での点数がほぼゼロ。
英文解釈はそこそこ点数があったので、英作文の点数を伸ばしてやってくれ、と松谷君に頼みました。
ところが松谷君の分析はちょっと違っていました。
英文解釈で時間を使い過ぎているから、英作文にじっくり取り組めていない、何で解釈で時間がかかるかと言えば、基本的にボキャブラリーが不足しているからだ、それから綴りの間違いが異常に多い、これは実際に英作を書くというトレーニングをしていないからだ、…
ざっとこんな感じでした。
その後は対策のメニューを決めて、バンバン追い込んでいきました。
20日間で1000語増やしたと、この前の「英語に燃える」の記事で書きましたが、ボキャブラリーを増やした後は、速く読むための技術を伝授してくれたはずです。
まあ、「初めて」息子は勉強しましたねぇ!
この辺の裏話はとても面白いので、一度松谷君にも書いてもらおうと考えています。
まあ、この1ヵ月間のトレーニングにより、英語の実力が別人のようになりました。
点数自体は去年より2点しか上がりませんでしたが、問題が難しくなったのに2点上がったというところがミソです。
それでぎりぎり引っかかりました。
しかし実は、総合点では去年よりほんのわずかですが落ちていました。
結局ぎりぎりの闘いなんですねぇ!
だからもう1回試験をしたら、半分ぐらいが入れ替わるんじゃないかと仲間内では話し合っているようです。
う~ん、
そうかも知れません。