学校を作るぞ(その3)

これまで書いてきたことをまとめると以下のようになります。

公教育は拘束時間が異常に長い、そしてそのスタイルは、じっと座って先生の話を聞くというのが基本だ、それはリーダーを育成しようとしているのではなく、労働者を育成しようとしているからだ。

 

では、リーダーを育成するためには具体的にどんなことを教えるべきかということについて、書こうと思います。

ジョンテーラーガットは14の項目をあげて述べています。

まず第一は、人間を深く理解するために歴史、宗教、文学、哲学を教えるそうです。

「人間を深く理解するために」、これがすごいですねぇ!

歴史も、誰が何年に何をしたかを覚えるのでは退屈です。

どんな先生に習うのかにもよりますが、私の場合は完全に外れで、起きて聞いていること自体が難しいほどでした。

では歴史は嫌いだったのかと言えば、そうではなく、むしろ歴史小説なんかは大好きだったのです。

結局、出来事そのものではなく、その背景やそれに関わる人たちの事情や感情が表現されてこそ面白いのではないでしょうか。

「人間を理解するために」と、目標を明確にすれば学び方も変ると思います。

そうすると先生の資質もすごく重要になります。何より魅力的でないといけないですねぇ!

to be continued