学校を作るぞ(その2)
先日 AJ Hoge がエリート教育について語っていたと書きました。それはジョン、テーラー、ガット(John Taylor Gatto)の主張から来ています。
この人は1989年、1990年、1991年に米国ニューヨーク市最優秀教師に選ばれ、また1991年にニューヨーク州の最優秀教師賞も受賞しています。
しかし30年間公教育に携わった結論として、それは12年間の禁固刑を宣告するようなものだと述べるに至りました。
熱心に教育を考えれば考えるほど、これではダメだと感じたということです。
それで、エリート教育の話につながって行きます。
リーダーを育成するための教育をすべきで、労働者を育成する教育をすべきではないというわけです。
全く同感です。
まず、拘束時間が長過ぎます。
無駄な知識を詰め込み過ぎで、じっと座らせて、静かに授業を聴かせるというスタイルも問題です。
「頭のいい子には中学受験をさせるな」には、学校は午前中に終わりにすべきだと書きました。現行の教育課程を教えるだけなら、その効率を改善すれば午前中の授業で十分だという意味です。
でも、より本質的に言えば教育課程の内容そのものが問題で、さらに、それは目標の間違いから来ていたのです。
では、一体何を教えるべきでしょうか?
to be continued