困難は分割せよ!

松谷です。

有名な数学者であるデカルトが、「困難は分割せよ」という名言を著書の「方法序説」の中で残しています。

IMG_2794

これは、世の中のあらゆることに通じうる考え方の一つです。

すなわち、勉強法だろうが、ある科目のことだろうが、その中のある分野のことだろうが、その中のある問題のことだろうが、仕事のことだろうが、スポーツだろうがすべてに通じうるということです。

どういうときに、この考え方を使っていけばいいかというと、ある問題が複雑だったり、難しかったときに使っていけばいいと思います。

複雑な問題、難しい問題も分割して考えたら、意外なほど簡単だったり、解決の道筋が見えたり、なんとかがんばれるかもと思えてきたりすることがあります。

 

仕事にはもちろん終わりはありませんし、数えて見えればかなりの数があり、全部やらなきゃやらなきゃと思いすぎると何も手につかない状態になってしまうこともあると思います。

そこで、僕は、最近、授業時間とその準備以外は、優先度が高い仕事の中の一つの、演習数ⅢのTEX打ちにずっと集中していました。

そして、やっと昨日打ち終えることができました!!!

一つ片付けると地味にではありますが、大きな前進を感じることができますね。

全然知らなかったTEXという簡単なプログラム言語を覚えて、最初はたどたどしかったですが、かなり早く打てるようになってきた気がします。

IMG_2793

 

この年になっても、新しいことができるようになることはとてもわくわくすることです。

この調子でがんばりたいと思います!

 

そして、「困難は分割せよ」は本当にいろいろなところに使えます。

いつかいろいろ記事にしたいと思いますが、ひとつには、受験数学の勉強全体にも当てはめることができると思います。

膨大にある数学の勉強も、例えば、まずは、各分野に分割して、その一つの分野に集中すると途端に見通しがよくなります。

例えば、稲荷塾のテキストの数学ⅡBの三角関数の単元の標準問題をきっちりマスターしてみてください。

そうすれば、高2くらいまでの模試ならほぼ確実に、その分野において高得点がとれると思います。

そしたら、あとはそれを広げていくだけだと思いませんか?

その時の自分を見てみたいと思いませんか?模試が楽しみになりませんか?

そういう心境になれるといいですよね。

 

そういうところに到達したい!と思う塾生を僕も一生懸命応援したいと思います。