数学の成績を上げるには?

今日から2017年度の授業を開始します。

今日の授業は演習1。

数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲを一通り終えた高2生主体のクラスで、そこに一部高3生と高1生が混じっています。

初回にあたって、どんな話をすべきでしょうか?

その前に、そもそも、どうしてみんなは塾に来るのでしょうか?

もちろんさまざまな動機があるだろうけれども、極論すると数学の成績を上げたいということではないかなぁ …。

こんなことを思いながら、今回の話を決めました。

「数学の成績をあげるには?」

です。

実はこれは簡単です。

数ⅡBの範囲の覚えるべきことを覚えたらいいのです。

入試の中心は数ⅡBであり、そこでその「覚えるべきこと」とはどのぐらいあるのかと言えば、驚くほど少ないのです。

今日の授業ではそのリストを渡そうと思いますが、B5用紙でたったの12枚です。

こんなのが覚えられないようなら受験そのものをやめた方がいいです。誰でも覚えられます。

そのうち数項目については証明ができた方がいいです。

さらに、もう数項目については、どうしてそうなるのかを順を追って説明できた方がいいです。

そうする中で、そこで学ぶべき考え方が身に付きます。

あとは覚えておくだけで OK です。

それで、これができたらどの程度の成績が取れるでしょうか?

まあ、高2レベルの模試なら、どの模試を受けても偏差値70は取れるはずです。

この段階で、勝つのは本当に簡単です。

つまり、高2生で全体像が見えて、こうすればいいと作戦が立てられる諸君がほとんどいないわけですから、上記のようなラフな作戦でも楽勝になってしまうのです。

そうしていい成績を取ると、いい意味の勘違いが生じます。

俺って、ひょっとしたら行けるんじゃないか?!

といった感じです。

当然モチベーションは上がり、ストレスは軽減され、他教科にもいい影響が出始めます。

まあ、こんな話をしようかなと思います。

Oh, I can’t wait!