反転授業について

まず連絡です。

昨日は祝日で塾は休みでしたが、7人の生徒がやってきました。

たまたま私が入塾手続等の関係で塾にいたので、彼らには自習室で勉強してもらいました。しかし、そうでなければむなしく帰らないといけないところでした。

昨日来た7人のうち4人は最近入塾した生徒で、勝手が分かっていなかったようです。

ですから、今一度確認しておくと、生徒諸君には日ごろから当ホームページをチェックするようにしてほしいです。昨日が休みであることもニュースの欄でお知らせしていました。

ブログについても私のものは保護者対象に書いているので、生徒諸君には面白くないかも知れません。

しかし、松谷君は生徒対象に書いているので、ためになる話が多いと思います。

それから Carmelia が来たら、英語に関するトピックを書いてもらう予定です。

ということで、ブログも毎日チェックしてほしいところです。

 

さて、今日は稲荷塾の反転授業について触れておきます。

通常、一般に行われている反転授業は映像授業を利用します。映像授業で家庭学習をして、ある程度分かった状態に仕上げてから教室にやって来て、教室ではその確認や演習、小テストを行うのです。

ということは、まずその映像授業を作らねばならず、ある高校(その地域のトップ校)の先生の話によると、それが大変だから導入を断念したということもあるようです。

もちろん稲荷塾にも映像授業はありません。

ホームページを作るためにカメラを向けられただけでも緊張してしまうのに、ビデオで撮影されながら授業ができるはずがありません。

ん?

松谷君にやってもらうという手はあるかも知れません。彼はちょっと二枚目ですし。

まあしかし、当面はないわけです。

しかししかし、その代わり「稲荷の独習数学」があるのです。

この本は私が授業で話していることを整理してまとめるという形式で書きました。一つのトピックに対して、

  1. 概要の説明をする
  2. 問題を通して、その使われ方を説明する
  3. 自分で問題を解いて確認する

という3段階で理解を進めて行くというやり方も授業そのままです。

ということで、稲荷塾では映像授業の代わりに「稲荷の独習数学」を使って反転授業をします。

そういう意味で非常に特殊ですが、これなら映像授業を作らなくてよいので、学校や塾でも導入することができます。

と、先ほど書いた高校の先生にも勧めておきましたが、自分の授業を文書化するのも結構大変なので、すぐには実現できないかも知れません。

いや~ぁ、

このように考えてみると、自分の授業を文書化できただけでなく、本にまですることができたわけですから、ラッキーだったですねぇ! 小さな数学塾としては奇跡としか言いようがありません!!!

それはそうとして、稲荷塾では反転授業を進めることができるようになったので、非常に自由度が高まりました。

何と言っても、数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲのそれぞれが最短半年で学べるようになったのは画期的です。

いずれこれを中学数学についてもやりたいと考えています。

ですから、今の仕事が一段落したら「独習中学数学」を書こうと計画しています。

頑張りま~す!