Ichiro

英語の話題を書こうと思ったら、ちょうど松谷君も英語について書いていましたし、何と Carmelia も久しぶりの投稿をしていました。

今、私は Ichiro にはまっています。と言っても、野球のイチローではなく、英語のイチローです。YouTube で検索したらすぐに出てくると思うので、一度見てください。

すごく納得させられる話が多いのですが、その中でも、これだけは絶対に伝えなければならないと思うところがあったのでシェアーします。

「日本での英語学習はインプットに偏り過ぎている」という内容です。

まさにその通りだと思いました。

そう言う私も必死で聞いて、たくさん読んで、と努力を続けていますが、イマイチ成長を実感できずにいます。これは学びの方向性を間違えていると気付きました。使う場面と言えば、塾で Carmelia と一言二言話すぐらいで、圧倒的にインプットに偏っているのです。

「日本では英語を使わずとも生活できる」ということも日本人が英語が使えるようにならない大きな原因だとも感じてきました。

だから、意図的に英語を使う環境を作らない限り永遠に使えるようにならないのです。

使えば、つまりアウトプットすれば、スポンジが水を吸うようにインプットが可能になる、と Ichiro さんは言っていました。

これは絶対に正しいです。

直感的にそうだと納得できますし、経験的にもそうでした。つまり、私が数学ができるようになったのもこれだったのです。

 

私は高校生のとき奨励会にいて将棋ばっかりしていましたから、もちろん勉強はできませんでした。

でも、もしちゃんと勉強していたとしても京大に受かったりはしなかったと思います。

まあ、正直言ってそんなに頭がよくなかったということです。

ところが、塾講師になった20代後半から急激に成長しました。教えるために学んだからです。

それでも1989年の京大の文系数学の整数問題を見て恐怖を感じました。「こんなのを教えることができるようになるのだろうか?!」と。

ただ、当時勤めていた関西進学セミナーの環境がよかったですねぇ!

茨木高校のすぐ近くにあったので、午後3時ごろから茨木高校の生徒が来始め、授業時間以外のほとんどの時間を質問対応に追われていました。最終電車間際まで!

答えられないことが出てくるたびに必死で考え、必死で勉強しました。当然、理解は深くなりますよね?

気が付いたら京大の問題が易しく感じられるようになっていたというわけです!

 

数学の勉強でも何かそういう刺激的な方法があるに違いありません。

今の稲荷塾での勉強の仕方は一般の方法に比べて断然効率がいいです。でも、もっといい方法があるのではないかと思うのです。

それを探し続けたいです。