80時間で中学数学を独学する方法
はじめに
こんにちは。今回は、中学数学を効率よく独学する方法について紹介します。
「数学が得意になりたい」「学校よりも先の内容を学びたい」と考えている小中学生にとって、非常に効果的な学習方法です。独学で短期間に中学数学を習得したい方は、ぜひ挑戦してみてください。
使用する教材
中学数学を独学するために使用する教材は、以下の2つです。
- 参考書『最速最深中学数学』
- 対応テキスト
『最速最深中学数学』の特徴
この参考書は、中学数学の全範囲を基礎から解説しています。小学生でも算数の学習が終わっていれば理解できるように書かれており、中学受験の特殊算の知識は不要です。
一般的な参考書とは異なり、中学数学の範囲を「代数」「幾何」「関数」に分けて説明しているため、学習をスムーズに進めることができます。
教材の購入方法
① 参考書『最速最深中学数学』
全国の書店やAmazonなどで購入可能です。 価格:1,980円(税込)
② 対応テキスト
公式サイトのお申し込みフォームから購入できます。 価格:2,000円(税込)+送料430円
合計費用は 4,410円 となります。
学習の進め方
テキストを購入すると、中学数学を22回に分けた学習計画と、各回の進め方を示したプリントが付属します。
学習スケジュール
『最速最深中学数学』の内容を 22回に分けて学習 します。
- 代数:9回
- 幾何:9回
- 関数:4回
1回分の学習の流れ
1回分の学習は、以下の 2ステップ で進めます。
① 新しいことを学ぶ
- 『最速最深中学数学』を読む
- 「説明」→「例題」→「演習」の流れで学ぶ。
- 「演習」は自分で解き、理解度を確認する。
- 対応テキストの問題を解く
- 参考書を一通り読んだら、テキストの問題を解く。
- 理解が不足している場合は、参考書に戻って解説を確認する。
② 演習する
- ポイント確認
- 重要なポイントを基礎問題でチェック。
- 小テスト(15分間)
- 目標点は50点。
- 解けなかった問題は、解答を確認した後、再度解く。
- 演習
- 習得した内容を、それまでに触れていないタイプの問題にも取り組みながら定着させる。
学習時間について
稲荷塾の小学生部では、授業時間中に同じ学習方法を採用しており、1回分の学習時間は 平均3.6時間 です。
全22回分の学習時間は、 3.6時間 × 22回 = 約80時間
これにより、 80時間で中学数学を独学で習得可能 となります。
中学生を対象とした中学数学クラスの場合、「新しいことを学ぶ」部分を自宅での予習で行っており、学習時間に個人差がありますが、おおよそ同じ学習時間で進めている生徒が多いです。
その後の学習について
中学数学を学び終えた後は、
- 高校受験の対策をする
- 高校数学の先取りを始める
といった学習が考えられます。
高校受験をしない場合でも、 高校入試レベルの問題 を半年ほど解くことで、数学の基礎をしっかり固めることができます。
また、中学数学を独学した後に高校数学を学習をしたい場合は、 稲荷塾の通信講座 がおすすめです。高校数学の学習も、中学数学と同様の方法で進められます。
まとめ
- 80時間で中学数学を独学可能!
- 参考書『最速最深中学数学』と対応テキストを活用する。
- 22回の学習スケジュールに沿って進める。
- 基礎をしっかり固めたら、高校数学や高校受験対策に進む。
この学習方法で、中学数学を短期間でマスターし、次のステップに進んでいきましょう!