本の構想を練り始める

昨日の松谷君のブログで書いているように、彼はしばらく忙しくなります。

したがって、稲荷塾で計画していた「独習中学数学」を書くという作業は夏以降に後回しにすることにします。

しかし、これは滅多にないようないい機会だと思うわけです。

つまり、ベネッセが映像授業のビデオを作るとして、頼むことができる予備校の講師はいっぱいいるはずなのに、松谷君に声をかけてくれたわけですから、彼の成長のためにもいいし、そりゃあ引き受けるべきだよ、となったのです。

まあ、どうなるかは分かりませんが、一生懸命やってほしいです。

 

そういうことで、私には少し余裕が生まれたので、この期間を利用して子育ての本を書くことに力を注ごうと思います。

この前、そのための資料として関連する記事をブログから抜き出してプリントアウトしたことを報告しましたが、それはそういうことです。

今これを読んでみると、我ながらかなり一貫した主張をしています。

ブログはそのとき、そのときで、細切れの思い付きをつなげているようでありながら、基本となる考え方をさまざまなできごとと結び付けて述べており、自分で読んでいても参考になることが多かったです。

それからもう一点気付いたことは、「子育て」などと言うと、何となく小学生以下の子どもを持つ保護者を対象としているような印象がありますが、むしろ子どもが中高生になってからの方がより重要で、そこにつながる親子の関係、その背後の夫婦関係それに親の生き方について言及しているところが特徴的だと感じました。というのは、ちょうどこのブログを始めた4年半ほど前は息子が高1で、私への反発から勉強しなくなり、私自身どのように考え、どのようにしていくべきかと手探りしていた時期だったからです。

結構リアルで、親として深刻に悩んでいることが伝わって来る内容でした。

 

これをベースにもう一度考え方を整理し、どんな本にするかの構想を練りたいと思います。

いい本にしたいですねぇ!