風をつかまえた少年

思歩です。

以前、ブログで映画が紹介されていたので、本を読んでみました。

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すごく良かったです。

アフリカのマラウィという国の少年が自力で勉強して風車を作る話(実話)で、2001年に起こった飢饉のことが多くのページを使って書かれています。

少年の家庭でもだんだん食事の量や回数が減っていき、学費が払えなくなるのですが、私が当たり前のように小学校に通っていた時のことだというのがなかなか信じられませんでした。

そこから風車を作って発電することを思いつき、退学した少年が変なことをしていると馬鹿にされながらも、材料を集め1つずつ問題を解決していく物語は興味深いものでした。

 

 

ところで、洋書を読むのは良いですよ。

ほとんどの大学の入試で英語の長文を読む必要があると思いますが、英文を読むのに慣れてくると、読んだときの疲労感が変わります。

長文読解の問題をたくさん解いても良いですが、好きな映画の原作や気になる小説を読む方が楽しいと思います。(受験まで時間がある場合は、ですが…)

 

いきなり何ページもある本を読む自信がなければ、ラダーシリーズもおすすめです。

レベル別に分かれているので、読めそうなところから始めて徐々にレベルを上げることができます。

A会話が始まってから塾に置くようになったのですが、私が中高生のときに置いてほしかったくらいです。

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もちろん、塾生であればA会話を受講していなくても自由に借りることができます。

1階の本棚にあるので、ぜひ手に取ってみてください。