地方と都会の教育格差
都会と地方の教育格差というものが存在します。
私個人の経験では、亀岡で生まれ育ち、中3になるタイミングで向日市に引っ越して来ました。すると、賢い子が周りにいっぱいいるのです。
亀岡だと、別に何もしなくても勝手にトップだったのに、向日市に来てみると、単に優秀な方だという感じになりました。成績的にずっと上の生徒もいるし、どこまで上か分からないぐらいに優秀な子も数人いました。
それから15年以上が経ち、人を教えるようになって初めて、その差は知っているかどうかの差でしかなく、もし自分も同じような教育環境で育っていれば、全く違う印象を持ったであろうことを知りました。
亀岡は京都市から車で30分ほどのところにありますが、1つ山を越えて行かないといけないので、有名私立中に進学するような生徒はほとんどおらず、情報という面で山のこちら側と大きな隔たりがあります。
ましてや、完全な地方に行ってしまうと、まわりには京大や東大を出た人がほとんどいない、したがって、そこを目指すなどというのは例外中の例外だという環境になるのです。
京大・東大を受けるにはどんな準備をすればよいのか、いつまでにどのぐらいのレベルに到達しておくべきかといった情報が完全に欠如するのです。
しかし、当然のことながら、潜在的な能力を見たならば都会と同程度の割合で京大・東大に受かるような生徒が存在しているのです。
そこで稲荷塾は通信講座を始めました。
地方にいても、京大・東大を目指す都会の子と同じ条件で勉強が進められる方法です。
まず、中1の1年間で中学数学を仕上げ、中2から稲荷塾通信講座で高校数学を学ぶのです。
中学数学についてはこの本で学べば半年で学び終えることができます。
その後の演習半年については相談してください。