いい加減な字はアホに見える

字が下手なのは仕方がないですが、いい加減な字はダメです。

1つ1つの字を書くとき、最初から最後まで一定の筆圧で書けば丁寧な書き方になり、見た目もきれいです。

それに対して、最後に筆圧が抜けるような書き方はいい加減な雰囲気になり、汚い感じです。

採点者も人間ですから、いい加減な字を見ると、アホそうだと感じてしまいます。そう感じると、議論の甘さを指摘したくなったり、採点が厳しくなります。

たとえば、3乗根2と書いたつもりなのに3ルート2に見えるような書き方がしてあると、いい印象を受けません。

ひどいのになると、ルート38と書くべきところで、8が根号からはみ出していて、ルート3かける8に見えるようなものもありました。

こういういい加減な字が癖になると、計算ミスにもつながります。

中学受験レベルでは結果としての答えしか採点されませんから、どうしても速く書く癖が付きますが、大学受験では、むしろゆっくり書くぐらいの方が良いのです。