中学数学から数ⅠAへの進級基準について

思歩です。

今日で上半期の授業が終わり、明日からは約1週間塾が休みになります。

自習室も開いていないのでお気をつけください。

 

中学数学クラスは昨年度から高校数学のクラスと同じような反転授業を始め、今年度で2年目になりました。

数ⅠAクラスへの進級基準も昨年度から作り、今年度はより明確な基準を設けています。

具体的には以下の2つをどちらもクリアすることを進級基準としています。

①後半(下半期)に3回ある実力テストで少なくとも1回は50点以上を取る。

②15回の授業で出される基礎的な問題30問の宿題で10回以上は27問以上正解する。

 

①については、同様のテストを通信講座の受講基準診断テストとしても実施していて、50点以上を合格としています。

しかし、50点ギリギリの場合は数ⅠAの講座で苦戦する受講生が多く、実際には70点くらい取れているのが理想的です。

通塾生の場合は自習室で予習ができ、授業中の質問もすぐにできるので、通信講座より勉強しやすい環境ですが、それでも50点くらいは取れていないと数ⅠAの授業についていくのが難しくなってしまいます。

 

②については、中学数学の全範囲をまんべんなく復習し、計算問題や単に知識があるかを確認するような問題で間違えないようにしてもらうのが目的です。

テストではないので、参考書を見たりチューターに質問したりしても良いですし、自分なりの勉強法を見つけてもらえればと考えています。

 

今回、上半期を終えるにあたって、昨年度の秋から今年度の春にかけて入塾した現中2生にも同じ進級基準で中学数学後半の内容に取り組んでもらいました。

せっかく稲荷塾を選んで通ってくれている生徒なので、そのまま大学受験まで頑張ってもらいたいですし、できる限りのサポートはしたつもりですが、残念ながら全員進級とはなりませんでした。

 

9月からは中1生が同じ基準に取り組むことになるので、今度こそは全員そろって数ⅠAに進級してほしいと願っています。